胃粘膜のABC分類

ABC分類 ヘリコバクターピロリIgG抗体
10未満(-) 10以上(+)
ペプシノゲン (-) A群 B群
(1+)〜(3+) D群 C群
ABC ピロリ菌 胃粘膜の状態 年間の発癌頻度 病気はある? 検査は必要?
A群 正常 ほぼゼロ 健康的な胃粘膜 たぶん大丈夫!
B群 少し萎縮あり 1/1000人 胃、十二指腸潰瘍があるかも? 3年に1回は胃カメラを
C群 萎縮性胃炎 1/500人 胃癌があるかも? 2年に1回は胃カメラを
D群 +〜− ピロリ菌も住めない 1/80人 高い確率で胃癌があるかも? 毎年胃カメラをしましょう!

胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因の多くは
ヘリコバクターピロリ菌感染によるものです。
また、ピロリ菌の持続感染は胃癌の原因にもなります。
当院では積極的な除菌治療をおすすめしています。

ピロリ菌の解説はこちら 武田薬品工業鰍フHPへのリンク

※写真は武田薬品工業鰍ゥら頂きました。

<一次除菌>
タケキャブ(20) 2錠 
サワシリン(250) 6錠
クラリシッド 2錠 分2朝夕後×7日

<二次除菌>
タケキャブ(20) 2錠 
サワシリン(250) 6錠
フラジール 2錠 分2朝夕後×7日
フラジールは飲酒で腹痛がおこるので要注意

 ピロリ菌の検査方法(尿素呼気試験)