高血圧の分類と治療目標
高血圧の治療指針(高血圧ガイドライン2019)

降圧目標 診察室血圧 家庭血圧
 75歳未満 130/80未満 125/75未満
 75歳以上 140/90未満 135/85未満
 糖尿病患者 130/80未満 125/75未満
 CKD患者(蛋白尿陽性)(75歳未満) 130/80未満 125/75未満
 CKD患者(蛋白尿陽性)(75歳以上) 140/90未満 135/85未満
 冠動脈疾患患者 130/80未満 125/75未満
 脳血管障害患者(75歳未満)  130/80未満 125/75未満
 脳血管障害患者(75歳以上満) 140/90未満  135/85未満
 抗血栓薬服用中  130/80未満  125/75未満

高血圧の薬の種類
 Ca拮抗剤 世界標準の降圧剤。
効果も確実で副作用も少ない。
グレープフルーツで
作用が低下する。
 ARB(アンジオテンシン
 受容体拮抗剤)
副作用が最も少ない。
動脈硬化も抑制する。
値段が比較的高い。
 ACE阻害薬 動脈硬化抑制作用がある。 咳の副作用が出る事がある。
 β遮断薬 心不全抑制効果がある。 喘息が悪化する事がある。
 α遮断薬 - 立ちくらみが出る事がある。
 利尿剤 安価 尿酸値が上昇する事がある。